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シチズン賞

瞬間

移りゆく自然の一瞬を写真でとらえることは、動きある映像で残すよりも、感動を深く心に刻むことがあります。沼から飛び立つミサゴと捕らえられた魚をドラマティックに撮影した、昨年の優秀賞「里の沼に生きる」は、決定的瞬間をとらえたと同時に、水面に浮かぶペットボトルが現在の環境破壊を象徴しています。そんな自然界で起こる決定的「瞬間」を切り取った作品をお待ちしています。

シチズン賞
優秀賞
画題「遁げろ」
髙橋光男(72歳)
無職
福岡県中間市
受賞者のコメント
昨年も6月13日の干潮を狙い、佐賀県芦刈町へムツゴロウの撮影に出かけました。ムツゴロウとシオマネキは普段は争わず共存しており、このようなハプニングはめったに見ることができません。この時はシオマネキのハサミの様子とムツゴロウの偶然の動きが面白く、素早くカメラに収めました。有明海にはこのような潟が多数あり、ゴミなども少なく、美しい自然が残っています。いつまでもこのままであってほしいものです。
審査員評価
ムツゴロウを脅かすようなシオマネキのポーズをきっちりカメラに収めた「遁げろ」、白鳥の雛が孵化する、まさに生命誕生の光景を描く「誕生の瞬間」、小魚をくわえた鳥の一瞬を逃さずとらえた「朝景」、それぞれの決定的瞬間がきっちり押さえられていました。
シチズン賞
佳作
画題「誕生の瞬間」
佐々木吉治(56歳)
会社員
山形県酒田市
シチズン賞
佳作
画題「朝景」
森本良進(70歳)
農業
石川県七尾市
企業コメント
 シチズンでは、水銀電池を使わず、光による充電で時計を動かす「エコ・ドライブ」技術の研究開発を30年ほど前から進めてきました。そして現在では、当社の時計の62%がこの技術を採用。さらに2008年には80%とすることを目標にしています。そのほか省エネ、リサイクル、廃棄物の減量等を含め、今後も企業理念「市民に愛され、親しまれるモノづくり」をより高いレベルで達成することを目指します。

 「瞬間」を切り取ることは、まさしく写真の特性。そこに写った自然のさまざまな姿から、環境問題を考えてほしいとの思いを込め、テーマを設定しています。優秀賞「遁げろ」は、ユーモラスでありながら、ムツゴロウやシオマネキが生息する豊かな海をいつまでも残したい、と思わせるすばらしい作品でした。
シチズン時計株式会社