旭化成ホームズ賞
生き物たちのすみか
- 受賞者のコメント
- 近頃は生産性重視のためか、田畑には多種の農薬が使われ、昆虫や魚など多くの生き物が見られなくなりました。都市近郊の田んぼではカエルの合唱もほとんど聞かれません。こんななか、愛知県愛西市では市ぐるみでハス田の保存に取り組み、雨期にはたくさんのアマガエルがハスの葉の上に姿を見せてくれます。2004年7月の雨上がりの朝、雨水をいっぱい含んだ花の中にちょこんと座り、こちらを見ているアマガエルを見つけました。
- 審査員評価
- ハスにもぐって気分の良さそうなカエルをアップにし、花の上の水滴がさらに雰囲気を盛り上げる優秀賞と「一緒に遊ぼうよ!」「サギの棲む海辺」が入賞。陸上、海中、水上とさまざまな場所にある生き物のすみかを大切にしたいという思いがあふれる3作品が揃いました。
- 企業コメント
- 前回、当テーマへの応募作品が環境大臣賞に選ばれたこともあり、社内での作品選考の基準もさらに高まっていると思います。テーマがはっきりしている分、より高度な凝縮された作品が集まっているように感じました。今回の優秀賞はアマガエルの姿がほほえましい「特等席」。このような自然の風景がいつまでも残るようにしたいものです。
ヘーベルハウスは、長期間建て替えずに住み続けられるロングライフ住宅。建物の長期耐用化により、建設時の投入資源量や解体時の廃棄物量を半減させ、環境への負荷を軽減しています。さらに、風や太陽の光・熱といったクリーンなエネルギーを上手に取り入れ、自然の恵みを住まいに活かす取り組みや、生活を見つめ直すことによる省エネルギー効果の大きさに着目した住まい方の提案など、さまざまな視点から環境と共生する持続可能な社会の発展に貢献していきます。 - 旭化成ホームズ株式会社