日立情報システムズ賞
絆
- 受賞者のコメント
- 2006年6月、香川県高松市。男の子が通学途中の自転車を停めて、松葉杖の女の子の靴を直しています。見るからに今風の高校生でしたが、朝の忙しい時間の心温まる風景に、こんな優しい子もまだいるのだなと、何か胸が熱くなりました。男の子は大いに照れ笑いしており、声をかけたら恥ずかしそうに「おはようございます」と挨拶をして駅に向かっていきました。私もいつまでも人を思いやる気持ちを大切にしたいと感じました。
- 審査員評価
- まるで映画のワンシーンのような高校生たちの姿がほほえましい「クラスメイト」、老婦人の真剣な表情が印象深く、お二人の存在感が伝わる「老夫婦」、カモメの子育ての情景を優れたシャッターチャンスでとらえた「浜辺の生命」と、心を打つ「絆」の写真が揃いました。
- 企業コメント
- 日立情報システムズは、本業のITサービスを通じて、社会の役に立ち、真に喜んでいただける企業をめざして事業を展開しています。なかでも、お客様をはじめとする社会との「つながり」と、そこから生まれる「信頼感」は、私たちの活動の原点。作品テーマ「絆」にも、身の回りの多様なつながりの尊さ、大切さを見つめることが環境を考えることにつながるとの思いを込めています。懐かしい高校時代を思い起こさせる優秀賞「クラスメイト」は、女の子に対する男の子の優しさと信頼感が伝わってくる心温まる作品。佳作の2作品からも、人間・動物それぞれの絆の強さが伝わってきます。今後も当社は、人との絆、環境との絆を大切にしたサービスを提供してまいります。
- 株式会社日立情報システムズ