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環境フォト・コンテスト

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JR東日本賞

自然の中に

真夏の青空に浮かぶ雲の様子と、形の良いキスゲの配置が絶妙な昨年の受賞作「キスゲの咲く頃」は、短い命ながら凛と咲く花の力強い姿に感動しました。雄大な自然に包まれる幸せと命の尊さ。それをあらためて見つめ直してほしいと願い「自然の中に」というテーマにしました。いつまでも残しておきたい自然と、それに包まれる人や生き物、建物の関係を表現した一コマを探してください。

JR東日本賞
優秀賞
画題「昆布漁」
高沢岩男(51歳)
国家公務員
青森県野辺地町
受賞者のコメント
青森県東通村近隣は良質の昆布の産地。2005年7月末のお昼過ぎ、太平洋の荒海の流れに抗しながらの昆布漁の光景を、防波堤から目にしました。強い波の日だから良質の昆布が採れるのでしょう。時には胴の上まで来る波を受け、流されながらの漁に興奮し、カメラを取り出したのを記憶しています。普段はブナ林を中心に、地元の人たちが気づかない自然の良さを写真で見せられればと、環境を意識しながら撮影活動をしています。
審査員評価
荒海で昆布を採る漁師たちの姿から迫力が伝わる「昆布漁」、岩山地帯に生息するリスが可愛らしい「もうすぐ冬がくるなー」、子馬が休む夕暮れの静かな情景を表現した「岬暮色」、自然の中でのさまざまな生物の営みが、印象的に切り取られていました。
JR東日本賞
佳作
画題「もうすぐ冬がくるなー」
渡辺 健(52歳)
会社員
大阪府大阪市
JR東日本賞
佳作
画題「岬暮色」
戸曽美成(64歳)
無職
福岡県筑紫野市
企業コメント
 雄大な自然に包まれる命の尊さを見つめ直してほしい―。テーマ「自然の中に」には、そのような思いを込めています。荒波に立ち向かう漁師をとらえた優秀賞「昆布漁」、そして自然の中に生きる動物を写し出した佳作2点。その内容は異なるものの、いずれも見る人の心を動かす力作が入賞となりました。

 JR東日本グループでは、省エネ車両の積極的な導入、ハイブリッド鉄道車両の開発、鉄道と他の交通機関の特性を活かし、最適に組み合わせるインターモーダルの推進など、環境への取組みを実践しています。中期経営構想「ニューフロンティア2008」にも掲げた“社会的責任の遂行と持続的成長の実現”に向け、今後も具体的な目標を設定し、いっそうの努力を重ねていきます。
東日本旅客鉄道株式会社