JR東日本賞
自然の中に
- 受賞者のコメント
- 高知県の越知町で200年も前から続く里山の七夕祭りの光景です。夜明け前から飾りつけが始まり、日が昇る頃には橋の上での宴会となります。撮影は2008年の8月7日。今回は町の中学生も、祭りを継ぐべく応援に駆けつけました。この温かくユーモラスな催しがずっと続いていくことを願ってやみません。
- 審査員評価
- 山村での七夕祭りという伝統的な光景を切り取った優秀賞は、自然とともにある生活の豊かさを感じさせます。ほかにも夕暮れの光に浮かぶ野鳥の姿を撮った「光につつまれて」、大空を飛ぶパラグライダーを写した「秋空に舞う」と多彩な作品が集まりました。
- 企業コメント
- 日本には美しい自然があり、そのなかで生きる人々の営みがあります。優秀賞「里山ハレの日」は、こぼれんばかりの緑のなかを、大胆に彩る七夕祭りの飾りつけが心に残る作品でした。小川にかかる橋の上に集まった人々の暮らしを、自然とともに未来へつないでいきたいという思いから選んだ一枚です。
当社では温暖化防止のため、鉄道事業のCO2排出量を2030年度までに50%削減(1990年度比)する目標を策定しています。省エネルギー車両の導入や駅での省エネルギー化への取り組みのほか、東京駅の一部ホームの屋根に太陽光パネルを設置するなど、再生エネルギーのさらなる活用も予定。また「環境技術研究所(仮称)」を2009年度中に設立し、鉄道の環境技術で世界一を目指します。 - 東日本旅客鉄道株式会社