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東京海上日動賞

海と空

 昨年一〇月、合併により誕生した東京海上日動のコーポレートカラーがブルーであることから、その象徴である「海と空」をテーマとしています。その澄み切った青色は、私たちを清々しい気持ちにしてくれると同時に、地球の美しさを思い出させてくれます。昨年のグランプリ「空を泳ぐ」、優秀賞「群翔」のような素晴らしい写真をお待ちしています。

東京海上日動賞
優秀賞
画題「天まで上れ」
須田絹子(56歳)
主婦
埼玉県所沢市
受賞者のコメント
2005年3月、朝の西伊豆。青い空と海、白い波と雪の富士を背景におじいちゃんとお孫さんとが凧揚げをしている絵のような光景に出合いました。凧揚げを教えるおじいちゃんについて一生懸命走るお孫さんの姿に、懐かしきよき時代を思い出すとともに、二人の温かな空気がひとあし先に春を感じさせてくれました。日本の自然も、日本人の心も、いつまでも美しいものであってほしいと切に願うこの頃です。
審査員評価
青い空と海を画面に大きく取り入れ、凧が揚がっていくさまを生き生きと表現した優秀賞は、雪をいただいた富士山も取り入れ、春先の空気感が見事に伝わってきます。流れゆく雲の様子を日傘の女性をポイントに撮った「流れる雲」、海と雲をダイナミックに表現した「初夏」の2点も作品としてまとまっていました。
東京海上日動賞
佳作
画題「流れる雲」
上原 操(62歳)
無職
埼玉県越谷市
東京海上日動賞
佳作
画題「初夏」
上里輝夫(62歳)
会社員
沖縄県那覇市
企業コメント
 一昨年10月、合併により誕生した東京海上日動のコーポレートカラーはブルー。その象徴である「海と空」を作品テーマとしています。優秀賞では、澄み切った空の下、未来を築く子供と年輪を重ねたおじいさんが並ぶ、とても和やかな光景が写し出されていました。また自然の青と赤い凧のコントラストも美しい作品です。
 応募作品には、いつまでも守りたいと思わせる光景や人々の姿が寄せられました。当社の役割は、保険による「安心と安全」の提供ですが、その基盤である自然環境の保護にも注力しています。具体的には1999年度から開始したマングローブ植林事業を通じ、CO2の増加に影響を与えない「カーボンニュートラル」を達成。風力発電事業への融資ほか、今後も環境保護の取り組みを続けていきます。
東京海上日動火災保険株式会社