昭和シェル石油賞
太陽
コンテストへの参加を再開するにあたり、地上に生きる命に惜しみない光とエネルギーを降り注ぐ、「太陽」を募集テーマとしました。植物をはぐくむ太陽の光。その豊かな恵みはあらゆる生物の命の源といえます。力強い太陽の姿、太陽の光が織りなす雄大な情景、太陽が発する圧倒的なパワーなど、太陽にまつわるさまざまな光景をとらえた作品をお待ちしています。
- 優秀賞
- 画題「大入日と子供達」
- 志賀野修市（78歳）
- 無職
- 新潟県上越市
- 受賞者のコメント
- 豊かな自然に恵まれた新潟県の上越市では、海と山の両方の風景を満喫できます。なかでも見事なのが日本海に沈む夕日。2001年5月、直江津海岸で出合った夕日もすばらしいものでした。海岸で遊ぶ子供たちの姿は残念ながら同時には撮影できず、超望遠レンズで撮影した夕日に落日前に撮影した子供たちの写真を合わせ、雰囲気を再現しています。この美しい自然を守り続け、さらにグレードアップできるよう祈り、行動しています。
- 審査員評価
- 日本海に沈む夕日を超望遠レンズでとらえ、子供たちの楽しそうな姿と合成した優秀賞は、雄大な太陽の様子をうまくイメージで表現しています。ブナの幹の造形が面白く、太陽の光とともに生命力を感じさせる「光彩」は、そうめんを干す情景を面白いアングルでとらえた「青天の下で」同様、技量を感じます。
- 佳作
- 画題「光彩」
- 五十嵐邦彦（51歳）
- 会社員
- 秋田県雄物川町
- 佳作
- 画題「青天の下で」
- 浅岡由次（59歳）
- 園芸業
- 愛知県知立市
- 企業コメント
- 当コンテストへは、第8回以来の協賛です。優秀賞となられた「大入日と子供達」は、まずその美しさに目を奪われる作品。そしてじっくり見ると、画面からにじみ出る温かさを感じることができます。78歳という作者のやさしい目線がそのまま表現されている一枚でした。佳作2枚も、太陽の恵みをとても上手に表現した作品です。
作品テーマとしている「太陽」は、当社の事業とも大きなかかわりをもっています。昭和シェル石油では、太陽電池の開発にも力を入れており、昨年、宮崎における次世代太陽電池の製造工場建設を決定しました。そのほか、燃料電池、新エネルギーの研究開発、また環境コンサルティングなど、エネルギー供給者として、持続的な発展が可能な社会づくりに貢献していきたいと考えています。 - 昭和シェル石油株式会社