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環境フォト・コンテスト

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王子製紙賞

森の仲間たち

さまざまな動物、昆虫、植物を育む森林は、私たち人間にとってもかけがえのないものです。「森の仲間たち」がいつまでも安心して生きていける環境が望まれます。あなたの撮った一枚の写真が、環境保護の契機になればと思います。

王子製紙賞
優秀賞
画題「日の出の詩」
佐藤憲二(49歳)
会社員
埼玉県本庄市
受賞者のコメント
6月の早朝、埼玉県児玉町の休耕田で、あぜの篠にとまったイトトンボをとらえました。穏やかな朝、篠にもトンボにも朝露がつき、水面に映った太陽が二つになっています。隣りには休耕田を利用したハス田もありました。人間も小さな生き物も生きていける地球。身近な生き物たちをファインダーを通して見つめつづけていきたいと思います。
審査員評価
穏やかな朝の光景に、一日の息吹が伝わる優秀賞は、審査員から満点を獲得しました。不思議な昆虫の姿が驚きを呼ぶ「バイバイ! じゃあ 又ね」は、瞬間を切り取るという写真の特性をうまく生かした作品です。
王子製紙賞
佳作
画題「バイバイ! じゃあ 又ね」
水谷英行(54歳)
会社員
福岡県庄内町
王子製紙賞
佳作
画題「蜜を求めて」
野中精悟(60歳)
自由業
東京都江東区
企業コメント
 日本の国土の0.8%、大阪府の面積に相当する19万haの森林を保有する当社は、森と深いかかわりをもっています。募集テーマは、森との共生への願いを込めたもので、本年度の選考基準は「自然を愛おしく思える風景」でした。一日の始まりを迎えたトンボが、どこへ飛んでいくのかという思いに胸を打たれる優秀賞「日の出の詩」は、社内選考でも満票で1位になっています。
 当社はこれまでも積極的な植林事業による「森のリサイクル」、古紙利用を進める「紙のリサイクル」を中心に、数値目標を定めた環境行動計画に沿って活動を推進。現在ニュージーランド、ベトナム等で、2010年までに20万haを目指して植林を実行中です。今後も地球的視野から、環境と文化への貢献を続けていきます。
王子製紙株式会社