大日精化工業賞
環境色彩
- 受賞者のコメント
- 土佐和紙の里として知られる高知県の伊野町。その中央を流れる仁淀川は、四万十川を超える水質を誇る、日本一の呼び声も高い清流です。子供の成長を願って、毎年5月3日から5日にかけて行われる「仁淀川 紙のこいのぼり」では、この流れを数百匹の紙の鯉が遊泳。堤防にも子供の成長をプリントした紙の鯉が飾られ、五月晴れの空にはばたきます。自然を大切にし、子供の成長を願う町おこしに感動しました。
- 審査員評価
- 人と自然と色という要素をどうとらえるか、難しいテーマですが、応募作も年と共に充実しています。鯉のぼりのおなかの中からユニークなアングルで撮った優秀賞、佳作2点とも、それぞれ独自の工夫がうかがえます。
- 企業コメント
- 大日精化工業は「世界を結ぶ日本の色」をつくる、ハイテク&カラーの色彩の総合メーカーです。顔料、着色剤の製造、販売等を事業の中心とする当社は、環境・健康・安全への国際的なRC自主運動を進める一方、環境・建築条例に伴う色彩条例づくりや街並みの色彩計画を行うカラープランニングセンターの環境色彩活動を支援。色を通じた地球社会への寄与を目指しています。
生活環境を豊かに整える色彩の重要性を環境文化の視点でとらえ、初回から「環境色彩」のテーマで協賛を継続していますが、低い位置から色とりどりの風船をとらえた「おめでとう」、伝統行事を写した「まつり日」、アングルに工夫が見られる優秀賞「五月の空へ」の入賞作には、甲乙つけがたい独自のユーモアを感じました。 - 大日精化工業株式会社/(株)カラープランニングセンター