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環境フォト・コンテスト

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岩谷産業賞

ふるさと

「ふるさと」は、私たちの心を豊かにしてくれる安らぎの原点です。しかし、環境悪化によって、その姿が徐々に変化しているのも事実。人の営みや暮らしがしのばれる「ふるさと」の多様な姿が寄せられることを楽しみにしております。

岩谷産業賞
優秀賞
画題「山里の春」
計屋孝子(65歳)
主婦
高知県高知市
受賞者のコメント
2003年の4月、高知県大豊町の山中で、山菜採りに向かう老婦人に出会いました。「山菜が顔を出す頃が、私らの一番うれしい季節。わらびやぜんまいを干して、都会に出た子供たちに送ってやるのが一番の楽しみぞね」と、澄み切った空気のなか、残る寒さに顔を真っ赤にしながら嬉しそうに話す姿に、田舎の母を思い出しました。
審査員評価
背後の山村風景と共に山菜採りに向かう老婦人をとらえた優秀賞は、被写体とのコミュニケーションが感じられる、温かみのある作品でした。佳作の2点からも、人のぬくもりが伝わってきます。
岩谷産業賞
佳作
画題「彼岸の頃」
宮崎 宏(76歳)
無職
佐賀県唐津市
岩谷産業賞
佳作
画題「ひと休み」
杉野節子(62歳)
主婦
高知県春野町
企業コメント
“ガス&エネルギー”を事業の中核とする当社では、企業スローガン「住みよい地球がイワタニの願いです」を1970年に採択以来、環境保護へ積極的に取り組んできました。東京・大阪両本社、全国7カ所の基幹拠点等でのISO14001の認証取得や環境報告書の発行もその一例。
 一方長年にわたり培ってきた“ガス&エネルギー”の技術を駆使して、環境保全を追求する新エネルギー、新商品・システムなど「環境良品」を数多く生み出す努力も続けています。
 当社のテーマ「ふるさと」は人の心の中にあり、人とのかかわりなしには語れないもの。選考のポイントは「感動」と「共感」が、そこにあるかでした。撮影者の思いが画面を通じて伝わる優秀賞「山里の春」は、社内でも圧倒的な評価を得ました。
岩谷産業株式会社