オルガノ賞
水
- 受賞者のコメント
- 2004年8月の昼下がり、群馬県上野村での撮影です。河原から響く楽しげな子供たちの声に橋の上からのぞきこむと、自然のなか、思い思いに涼を楽しむ人々の姿が。きれいな川の流れに猛烈な暑さを忘れ、懐かしい夏休みを思い出しました。2004年は異常気象が続きましたが、これも地球環境破壊の影響と思います。人が生きていくにはなにがしかの犠牲を伴いますが、それを少しでも減らす努力を、一人ひとりが自覚する時代に入ったように思います。
- 審査員評価
- 清らかな流れで水遊びに興ずる子供たちと木陰でゆっくり時を過ごす人の姿をとらえ、満点を取った「清流の恵み」は、1次審査から印象に残った作品です。「PETボトルいかだで川下り」は再生品のいかだが面白く、「冷てエー」は水の重要性を象徴的に語っています。
- 企業コメント
- 木陰で休む大人と川で元気に遊ぶ子供たちのコントラスト、また透明な水の美しさを見事にとらえた優秀賞「清流の恵み」。見る人に、思わず「うらやましい!」と感じさせるこの作品は、社内審査でも第1位を獲得しました。また佳作となった2作品も、テーマである「水」と人とのかかわりを違った角度から教えてくれる写真でした。
企業コンセプト「エコロジカリークリーン」を掲げる当社は、水の総合エンジニアリングメーカーとして、受賞作品に見られるような「水への信頼」をより確かなものにしていくことこそが使命だと考えています。すべての企業活動をその実現に向け展開し、浄水や水のリサイクルのニーズが高まるなか、心と技で水の価値の創造にいっそうの努力を重ねていきます。 - オルガノ株式会社