日立物流賞
共に生きる
- 受賞者のコメント
- 2003年9月、香川県多度津町沖の高見島で撮影した、島の一大イベント、高見・佐柳合同大運動会でのスナップです。瀬戸内海に浮かぶ高見島は人口150人ほどの小さな島ですが、運動会では島を離れた家族も里帰りし、隣の佐柳島や本土からも応援に駆けつけ、普段静かな島が賑やかな歓声に包まれます。数年前から小・中学校が休校になるなど、過疎化が進む島ですが、これからも伝統行事や豊かな自然を守り続けてほしいです。
- 審査員評価
- 半ばこわごわと、しかし笑顔で風船を割ろうとする二人の表情が微笑ましい「風船割り」は満点を獲得しました。佳作には漁船に群がるカモメの姿に人間と鳥の共生が感じられる「イカナゴ漁」、長年連れ添った夫婦の笑顔をとらえた「記念写真」の2点が入りました。
- 企業コメント
- 日立物流では「人と自然を大切にする」という経営理念のもと、トラック排ガス規制への対応やトラック輸送に替えて鉄道・船舶を上手に利用するモーダルシフト、物流センターへの省エネ設備の導入など、物流の側面から実践できる環境負荷低減を積極的に進めています。また、企業の環境問題に関するニーズを的確に把握し、環境負荷低減のための物流技術・物流サービスを開発・提供しています。
テーマ「共に生きる」には、人やモノのつながりを担う物流企業として、人と人、人と自然の共生の場面を表現してほしいという思いを込めています。いずれの入賞作品も見事にそれを写し出してくれました。特に優秀賞の「風船割り」は自然な笑顔が印象的な1枚で、強い信頼・温かさが感じられる作品でした。 - 株式会社日立物流