岩谷産業賞
ふるさとのかお
- 受賞者のコメント
- 島根県出雲市斐川町で毎年、ひと月遅れの8月に開かれる七夕の様子を撮影しました。この日は地区の子供全員が集まって笹に願い事を書いた短冊を付け、浴衣に着替えて地域を回ります。いつまでもふるさとを大切に思い続け、田舎のこの風景を大人になっても覚えておいてほしいものです。
- 審査員評価
- 浴衣姿や独特の七夕飾りに加え、防風林の様子にも地域性が感じられる優秀賞、富士山の下での歓談の声が聞こえてくるような「田植えの合間に」、稲架掛けの形に土地柄が見て取れる「秋日和」と、各地の風土性をしっかりとらえた力作がそろいました。
- 企業コメント
- 当社は燃料電池自動車の普及に向けた水素インフラ整備を推進しています。昨春、兵庫県尼崎市に完成したばかりの中央研究所に併設する形で、当社単独では初めてとなる商用型「水素ステーション」の建設を進めており、今春完成を予定しています。また、「住みよい地球がイワタニの願いです」という企業スローガンのもと、全国の小学生を対象に「住みよい地球 全国小学生作文コンクール」を毎年実施。全国 600校、5000点を超える作品の応募をいただいています。
優秀賞「七夕の子達」の子どもたちの顔は、ふるさとの祭りに参加できる喜びにあふれています。「田植えの合間に」や「秋日和」も、生まれ育った地域の伝統を引き継いでいく人々の笑顔が輝いています。かけがえのないふるさとを忘れずにいたいものです。 - 岩谷産業株式会社