王子製紙賞
森の仲間たち
- 受賞者のコメント
- 10月中旬の朝6時頃、北海道音更町の森の中での一コマです。正面の谷間に流れる川の光が、向こう側の山に反射。輝く森の景色に感動しながら撮りました。リスや野鳥が大切な季節の恵みを得られる豊かな森を人が汚してはいけない。守り抜いていこうと思います。
- 審査員評価
- 愛らしいリスの姿を画面に収めた優秀賞は、動物たちが自然の恵みを受けて暮らしていける環境を守りたいという願いが表れた作品。「親の威厳」は親鳥が餌を与える感じがよく出ており、「ともだち」も鹿と猿のユニークな取り合わせをしっかりとらえています。
- 企業コメント
- 優秀賞の「季節の恵み」は、一心不乱に木の実を食べるリスの姿がとてもかわいらしく、背景に輝く緑がそれをいっそう引き立てています。そして、地面に目を転じると落ち葉や木の実が一面に広がっており、生命のつながりをも実感させてくれる素晴らしい作品でした。
王子製紙には民間最大となる19万ヘクタールの社有林があります。北海道の猿払社有林を流れる川では希少巨大魚“イトウ”の生息が確認され、「猿払イトウ保全協議会」を設立しました。また、社有林を活用し、子供たちが自然の中で体験しながら学べる場を提供したいとの思いから、2004年より毎夏「王子の森・自然学校」を開校しています。 - 王子製紙株式会社