日本生命賞
未来へつながるあゆみ
- 受賞者のコメント
- 山口県下関市の蓋井島は、響灘に浮かぶ小島です。島内を回って港に戻ると、子連れのおばあちゃんに会い、「ひ孫とひじきを干します」といわれるので撮らせてもらいました。この静かな島でも、自然環境の変化を感じます。自然を守るように、私なりに心がけていきたいと思います。
- 審査員評価
- ひ孫とひじきを干す老婦人の姿を収めた優秀賞には、この光景を未来に伝えたいという作者の願いが感じられます。鮭の表情もよい「帰って来た鮭」は画面上の大漁旗から人々の思いも伝わる秀作。「紅葉足」も子の成長を願う親の情感がよく出ています。
- 企業コメント
- 人口100人ほどの島の港で出会った光景を思わず撮影したという優秀賞は、微笑ましく温かい様子が伝わってくる一枚。「子どもたちに豊かな自然と文化を引き継ぎ、たくましく生きる力や思いやりの心を育んでいきたい」という当社の願いに合致し、社内投票でも広い支持を集めました。
日本生命では「紙の資源を自分たちの手で地球に返したい」と、1992年から職員参加型の植樹・育樹による“ニッセイの森”づくりを継続。昨年は2つの子ども向け環境教育プログラムも開始し、森で自然観察や森林保全作業を行う「ニッセイ森の探検隊」と、全国のニッセイ・ライフプラザで森の大切さを学ぶ「ニッセイ森の教室」に1400人以上が参加しました。 - 日本生命保険相互会社