大日本印刷賞
大気のうた
- 受賞者のコメント
- 2011年2月、新潟県の小千谷市。気温はマイナス 7℃、5mの雪の壁がそびえていました。目当ての「はさ木」にたどり着いて日の出を待ち、太陽が顔を出すと、照り輝く一条の雲。この幸運を逃すまいと、夢中でシャッターを切ったときの一コマです。
- 審査員評価
- 昇る朝日に照らされた空と雲と樹木のバランスが優れている優秀賞、欠けた月と飛行機雲、色づいた銀杏の木との組み合わせでテーマを独自に表現した「旻天の方程式=大気」、湧き上がる霧と遠景の山々が雄大な印象を与える「清々しい朝の光」と多彩な作品が入賞しました。
- 企業コメント
- CO2排出量の削減においては、エネルギー効率の最大化が重要な鍵となります。そこで大日本印刷グループでは、生産活動で使用するエネルギーを見える化するモニタリングシステムを独自に開発。すでに17の工場で運用し、グラビア印刷機で約9%、オフセット輪転機で約6% のCO2排出量削減を実現しました。
今回の優秀賞「朝陽にかがやく」は、落葉した木々が枝をいっぱいに広げ、まるで全身で太陽の光を浴びているよう。見ていると、「また新しい一日が始まる」と気持ちが引き締まります。また佳作2 点は、鮮やかな青空、雄大な山並みがそれぞれ記憶に残る美しい作品でした。 - 大日本印刷株式会社