王子製紙賞
森の仲間たち
- 受賞者のコメント
- 2011年8月、北海道上士幌町のニペソツ山で撮影。突然、巣穴から現れ、挨拶行動を始めた子リスたち。それはまるで、キスをしているかのようでした。大自然の中では微笑ましい出会いがたくさんあります。このような場所を、いつまでも残しておきたいと思います。
- 審査員評価
- 2匹のリスのしぐさがまるで求愛をしているように見える優秀賞は、シャッターチャンスを上手にとらえた作品。佳作には満月に浮かぶ蝉のシルエットを写し出した幻想的な「満月の宵」、明るい緑の色合いのなかにリズムある構図を実現した「メジロの兄弟」が選ばれました。
- 企業コメント
- 色鮮やかさ、かわいらしさ、森の豊かさ。それらを見事に表現した「秋の森」が社内でもダントツの評価を獲得し、環境大臣賞を受賞しました。そして一瞬のしぐさを収めた“ リスシリーズ第2 弾”である優秀賞「チュッ」も、見る人に笑顔を与える素晴らしい作品だと思います。
北海道猿払にある社有林に流れる猿払川には、国際自然保護連合(IUCN)と環境省のレッドデータリストで絶滅危惧種に指定されている日本最大の淡水魚「イトウ」が生息しています。王子製紙は、その保護を目的として社有林に「環境保全区」を設定するとともに、猿払イトウの会、猿払村、学識研究者と協力して保護活動に取り組んでいます。 - 王子製紙株式会社