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環境フォト・コンテスト

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堀場製作所賞

地球のささやき

ささやきは、耳を傾けた者だけがその内容を知ることができる。テーマ「地球のささやき」には、いつもは聞き逃してしまっている地球からの訴えやメッセージをしっかり受けとめ、未来を考えるきっかけにしてほしい、との願いを込めています。ぜひ、環境問題や自然の本質に迫るような力作をお送りください。

堀場製作所賞
優秀賞
画題「生命の営み(種の継承)」
望月謙司(44歳)
会社役員
長野県小布施町
受賞者のコメント
撮影地は新潟県。国内希少野生動植物種に指定されるハヤブサは、開発による生息地の破壊、農薬汚染などに脅かされています。さらに 2011年は、抱卵を始めた直後に、東日本大震災の影響で崩落した営巣場もあったと聞きました。残念でなりません。
審査員評価
優秀賞は生物の命の営みを守り続けなければいけないという作者の思いが伝わる秀作。佳作2 点も、トンボが誕生する瞬間をアップで押さえた「やがて旅立ち」、小鳥がまるでメッセージを発しているような「黄昏時」と、いずれもテーマをよく表現していました。
堀場製作所賞
佳作
画題「やがて旅立ち」
佐藤憲二(57歳)
会社員
埼玉県本庄市
堀場製作所賞
佳作
画題「黄昏時」
川村光廣(61歳)
会社員
青森県弘前市
企業コメント
地球環境の保全は「地球のささやき」にも似たわずかな環境の変化を把握することから始まります。堀場製作所では、その変化を数値で正確に伝える分析機器の提供を通じて社会に貢献していきたいという思いから、第1 回より「地球のささやき」のテーマで協賛を継続。震災に続く原発事故に際し、放射線など見えないものを数値化する分析計測技術の役割の大きさをより感じています。
優秀賞は優れた構図と色彩でハヤブサの交尾の瞬間を見事にとらえています。生物多様性の議論もとかく「生物資源を人類でどう分配するか」という話になりがちですが、生物にとって根本的な課題である「種の存続」の重要性を改めて認識させてくれる作品でした。
株式会社堀場製作所