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環境フォト・コンテスト

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伊藤忠商事賞

地球のめぐみ

言うまでもなく、すべての生命は「地球のめぐみ」によって生かされています。しかし普段の暮らしでは、それが当たり前になってしまい、目を向ける機会もなかなかありません。ぜひ、身の回りにある、また大自然の中にある多様な「めぐみ」を見つめ直し、ご応募ください。自然環境保全に対する新たな視点をもたらしてくれる作品を期待しています。

伊藤忠商事賞
優秀賞
画題「ぼくの干潟へようこそ」
大森俊裕(37歳)
公務員
宮城県仙台市
受賞者のコメント
2014年の7月に仙台市にある蒲生干潟を訪れました。3年前の震災で津波の被害に遭った場所ですが、徐々に生き物たちの数が増えつつあると聞きます。地球のめぐみである「海」は、人間にもカニにも必要なものです。時に大きな災害に見舞われても、たくましく生きる様は、同じであると感じました。
審査員評価
再生した干潟から呼びかけるようなカニの様子を見事なカメラワークでとらえた優秀賞は、メッセージ性の高い秀作。佳作は日本の原風景を守る人々を描いた「今年も豊作」、朝靄の中の丹頂鶴を収めた「喜びのダンス」と、残し続けたい自然を描く2点が受賞しました。
伊藤忠商事賞
佳作
画題「今年も豊作」
鈴木文代(61歳)
主婦
和歌山県串本町
伊藤忠商事賞
佳作
画題「喜びのダンス」
今 明美(52歳)
パート
北海道札幌市
企業コメント
東日本大震災で大津波の影響を受け、多くの動植物が消えてしまった「蒲生干潟」。復元不能といわれた「沈黙の干潟」で生きるカニの姿は、干潟が元に戻りつつある復興の象徴であり、未来への希望です。「ぼくの干潟へようこそ」は、まさにテーマ「地球のめぐみ」にふさわしい作品でした。
 伊藤忠商事は、再生可能エネルギーを中心とした環境配慮型ビジネスを通じて、環境問題の解決に取り組んでいます。米国では世界最大級の風力発電事業を推進。また英国では、クリーン発電の観点から注目される廃棄物燃焼・発電事業にも出資しています。さらにマレーシア・ボルネオ島では、世界的な自然保護団体である WWFが推進する熱帯林の再生事業のうち、一般企業として最大規模の967ヘクタールで支援しています。
伊藤忠商事株式会社