【答え】(麻の着物はもちろん涼しいですが…)“重さ”でも体感温度は変わります。 教える人・吉澤暁子さん(「吉澤暁子きもの着つけ教室」主宰)、三砂ちづるさん(疫学者、津田塾大学教授)
素材選びも涼しさの分かれ目。「重い着物は暑く感じるので、軽いものを選んで着ます」(吉澤さん)。
また、「私は夏場の九割は夏大島を着ています。いろいろな素材を試しましたが、最も涼しく快適で、美しさと扱いやすさを兼ね備えたのが夏大島。ゆかたは結構暑いです」(疫学者、作家・三砂さん)。
確かに夏大島も軽やかな着物。
――少しでも涼しく過ごすためには、質量的に軽いものを選ぶのも一考だ。
(七緒vol.54 特集「大丈夫。『汗対策』」より)
⇒少しでも涼しく、快適に。達人たちの工夫や知恵は、着物で暑い夏を乗り切るためのヒントになりそう。そんなアイデア、集めました。