Q:リサイクルやアンティークの羽織、失敗しない選び方のポイントは?
A:自分の裄(ゆき)丈を知っておきましょう 答える人・佐川由希さん(スタイリスト)
リサイクルやアンティークの羽織は裄もまちまち。裄が短いと袖口から着物の袖がニョキッと出てしまうなんてこともある。そうならないように、羽織選びの際には自分の裄丈を知っておいた方が安心だ。ちなみに、羽織の裄は着物よりも5〜6㎜長くとるのが一般的。着物の裄がわかれば、それを参考にしよう。裄がわからずに採寸する際は、腕を約45度の角度で下げ、首の後ろにあるぐりぐりから肩を通って手首のぐりぐりまでを測る。
(vol.47「『羽織』一枚あれば」より)
佐川由希さん スタイリスト。「おべべとにゃんこ 着つけとアンティーク着物レンタルサロン」主宰。ほぼ毎日を着物で過ごす着物好き。着物のおしゃれならではのコーディネートセンスに定評がある。
⇒誌面では、ふだんの着物がぐっと引き立つおしゃれの味方になる羽織の選び方を紹介。これ一枚で、コーディネートの幅がぐーんと広がります。