〇このゆかたで銀座…アリですか?

Q:銀座にゆかたでおでかけ…大人としてこの格好は、アリですか? ナシですか?

A・・・王道の藍白ゆかた(綿コーマ)+少女時代の半幅帯+二枚刃の下駄
B・・・百合柄のデザインゆかた(綿麻)+麻の半幅帯+右近の下駄
白地に花柄のゆかた(綿紅梅)+半衿+博多織の名古屋帯+白足袋+舟形の下駄

A:結論。ゆかたで銀座は「アリ」です。ただし、着こなしによります。 答える人・石原三輪子さん(鮨処 いし原)、千谷光世さん(銀座 伊勢由)、小松久江さん(銀座 小松屋)、渡邉 愛さん(佳肴 みを木)

 祭りや旅館の寝間着を思わせるAだが、銀座在住のご婦人や、お稽古に通う芸者衆が着ている姿を見かけることも。「きりっと着こなせてこそ」(渡邉さん)との言葉通り、実はハイレベルな装いのようだ。

 一方Bは、「気軽なおしゃれ着」(石原さん)や「ファッションとしてのゆかた」(渡邉さん)との意見があるように、カジュアルなワンピース感覚という捉え方。

 Cは「限りなく着物に近いスタイル。たいがいの場所で許されます」(千谷さん)。「草履に形の似た舟形下駄に足袋。ホテルや歌舞伎座にも」(小松さん)

 

(vol.42 特集「年代別? ゆかた案内」より)

 

⇒そのほかにも、自信をもってゆかたが着られるコツ満載!

vol.42 はこちら