これからの民藝 「きものやまと」の江戸ゆかた[PR|きものやまと 表参道店]

扉の向こうには、いちいち手にとって眺めたくなる手仕事の品がたっぷり。
空間の隅々にまで、着る人とつくり手をつなぐ愛と工夫が詰まっている。
「きものやまと 表参道店」から、2025年の新作「江戸ゆかた」をご紹介。

表参道に江戸の風が吹いてきた

浮世絵になっても可愛い猫の後ろ姿。涼やかな江戸情緒漂う絵柄をゆかた地に。歌川広重の『名所江戸百景』より。
江戸のメメントモリ? 遊び人の骸骨柄と宝尽くし柄の手拭い各2750円、小丸扇子・蜻蛉(とんぼ)3850円/以上、きものやまと
「洒落者」シリーズの小物。伊藤佐智子さんセレクト生地によるがま口ポーチ各3850円/きものやまと

江戸の町で遊んでいた人たちって、なんだか、とっても楽しそう。

そんな空気が伝わってくるのが、「きものやまと×Ito Sacico」の「洒落者」シリーズだ。コラボレーションの相手は、日本を代表するファッションクリエイター・衣裳デザイナーの伊藤佐智子さん。江戸を闊歩した粋な洒落者をイメージしたデザインは、和にも洋にも使える展開、羽織にフードが付くくらい遊び心に満ちたもの。

自由でユーモアに富む江戸の意匠は、小物にも。
飲み踊る骸骨柄の手拭いには、「骨まで遊ぶか!」の江戸の心意気が。
ぶらぶらと風呂敷包み、じゃらじゃらとガマ口をぶら下げるのも、まさに江戸の遊び人風。

馬と鹿で馬鹿言ってるねぇ――KIMONO YAMATO Edo Yukata homme

江戸がテーマの新作ゆかたと、きものやまと×Ito Sacicoのコラボシリーズ「洒落者」。吉祥柄のコウモリを散らした羽織は取り外し可能なフード付き。カジュアルな日常着としても、着物にも。自宅で洗濯可。

ウマシカゆかた3万3000円(仕立て代込み)、麻絹角帯4万4000円。フード羽織や小物は、きものやまと×Ito Sacico「洒落者」シリーズより。フード羽織 蝙蝠(こうもり)・灰黒6万6000円、がま口ポーチ3850円、風呂敷スカーフ 吉原繋(つな)ぎ4950円、八つ折れ下駄 洒落柄鼻緒緑2万7500円/以上、きものやまと

流水に千鳥で家内安全――KIMONO YAMATO Edo Yukata femme

遠目にも存在感を発揮する絵羽柄のゆかたは、飛び交う千鳥と流水が涼を呼ぶデザイン。涼やか、かつしなやかで締めやすい紗(しゃ)博多帯の渋い色調で大人の雰囲気をプラス。色みを合わせたメルカドバッグをお供に。

鹿の子流水千鳥文 7万4800円(仕立て代込み)、博多紗献上四寸帯 吉原繋ぎ 6万3800円、天然石帯留 1万1000円、綾目(あやめ)三分紐8800円、きものやまと×TRESSE Manon kanzashi 5500円、洒落者 きものやまと×Ito Sacico 小丸扇子・三枡(みます)格子3850円、メルカドバッグ8250円、焼桐下駄1万450円/以上、きものやまと

「遊びの趣向」は、「きものやまと」オリジナルの新作ゆかたにも。馬と鹿の柄って、それは……と笑いが漏れたり。江戸時代にデフォルメされた千鳥の文様が涼を呼んだり。
今年の夏は、笑いながらも軽やかに涼やかに。江戸とTOKYOをひょいと行き来する楽しさを、ぜひ。

【第1回】これからの民藝 「きものやまと」コンセプトショップがオープン! を読む

きものやまと 表参道店

東京都渋谷区神宮前5-46-13
☎ 03-5962-6441
営/11:00~20:00
休/無休(年末年始休みあり)
Instagramは@kimonoyamato_omotesando

「きものやまと」全店で夏支度フェア開催
期間:2025年4月3日(木)より順次開催

有松鳴海絞りや注染など手仕事を感じるゆかたから、
新作小千谷縮、人気の「やまと可憐」シリーズの夏きものまで
コーディネートアイテム含め豊富に展開いたします。
心地よく、わくわくする夏のお支度は
お近くの「きものやまと」
または、オンラインストアにてご覧ください。

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「きものやまと」お客様サポートセンター
☎0120-18-8880
https://www.kimono-yamato.co.jp/

文=藤田千恵子 撮影=神ノ川智早

※価格は消費税を含む総額となります。