これからの民藝 洗えるきもの やまと可憐2[PR|きものやまと×ハレの日]

人生には、いくつかの節目がある。
生まれて初めて産土うぶすな神に参拝する「初宮参り」、
子供の成長を祝う「七五三」、二十歳には「二十歳のつどい」。
そして時を経て、60歳の「還暦」以降の年齢の節目を祝う「賀寿」。
書き連ねてみると、二十歳のつどいから還暦までの間がぽっかりと空いていることに気がつく。
大人になり、心身ともに円熟を迎えるこのころに節目の年がないのはなぜだろう。
それは、誰とも重なることのない、その人にしかない人生の物語があるからに違いない。
新しい節目を迎えた3名の女性たちが
洗えるきもの「やまと可憐かれん」に袖を通してみると、
それぞれの節目の先に待つ新しい一歩が見えてきました。

さわのめぐみさん(「ものがたり食堂」代表)の「私の節目」体験

ピンクだけれど、“攻めて”ます

幼いころから着物は身近でしたが、選ぶ色は紺、茶、黒など渋好み。今回初めてピンクの着物に袖を通してみると、淡い色もいいな、やわらかい色も素敵だなと心境の変化が生まれました。帯は私の好きな紺色にして、甘いだけではない「攻め」のコーディネートに。独立してから、陰になり日なたになり私を応援してくれた両親を近々食事に誘う予定。そのときにこのピンクを着たいです。

やまと可憐色無地桜香 3万8500円(仕立て代込み)、九寸名古屋帯摺り友禅更紗濃紺 14万1900円(仕立て代込み)、帯揚げ(ブルーグレー)1万1000円、帯留め(天然石 ブルーゴールドストーン)1万1000円、三分紐(からし×抹茶)8800円、刺繍半衿(羽唐草 白)1万1000円(草履は参考商品)。

伊藤 紺さん(「歌人」)の「私の節目」体験

あえて、洋服の感覚で

30歳の夏、ふと着物に挑戦してみたくなりました。「和を象徴する敷居の高いもの」として構えることなく、今の自分なら服として楽しめるかもと思ったんです。着物も帯もワントーンで揃えると、どこか強気な印象で、新鮮に感じます。着物に描かれた金色の葉っぱが遠目からは流星に見えるところもロマンチック。ふだんは着けない大きなリボンを使ったヘアスタイルも不思議としっくりきています。

やまと可憐フジバカマ鉄紺 4万7300円(仕立て代込み)、桐生八寸名古屋帯 星に願いを 濃紺色 7万7000円(仕立て代込み)、帯揚げ(薄墨×青藤)1万1000円、帯留め(きものやまと×HARIO帯留め)1万1000円、三分紐(水色×憲法茶)8800円、レース半衿(スカラップ 白鼠)6600円、草履(リング草履 茶)2万7500円。

岡田知子さん(「イラストレーター」)の「私の節目」体験

飛び柄小紋を初体験

若いころは自分の好みに固執して他人の意見に耳を貸すことがありませんでした。でも、間もなく還暦。一回りしてゼロからスタートする年齢だからこそ、着物も誰かに教わったりアドバイスを受けたりして、新しいことを吸収できればと思っています。今回の飛び柄小紋も自分では選ばなかった1着ですが、身にまとうと上品、かつ華やいだ気分に。個展で着て、お客さまをお迎えしてみたいです。

やまと可憐雪華紋絹鼠 4万7300円(仕立て代込み)、帯揚げ(銀ちらし帯揚げ 三色染め分け 芥子×鼠×淡藤)1万7600円、草履(フォーマル草履 花唐草 桜色)2万4200円。※袋帯、帯締め、帯留めはいずれも岡田さん私物

京都の工房から。 やまと可憐のものづくり

「やまと可憐」は1柄に対し2~4色の展開で、繊細な色使いが特長。「きものやまと」からの配色図案や色チップを基に、色を調合していく。見本染め後も、綿密に色の精度を高めていく。

東レアルファートと共同制作した「やまと可憐」のポリエステル生地は、断面の形状がシルクに近い糸で織られるためしなやか。糸に制電成分を練り込むことで、半永久的に静電気を防止。
染色はシルクスクリーンの手捺染(なっせん)。柄によっては8枚ほどの型を使い、繊細な色の重なりを表現している。正絹と同様の工程で進めるため、深みのある色みに。
さわのさん(右)
やまと可憐色無地桜香 3万8500円(仕立て代込み)、九寸名古屋帯摺り友禅更紗濃紺 14万1900円(仕立て代込み)、帯揚げ(ブルーグレー)1万1000円、帯留め(天然石 ブルーゴールドストーン)1万1000円、三分紐(からし×抹茶)8800円、刺繍半衿(羽唐草 白)1万1000円(草履は参考商品)。

伊藤さん(中央)
やまと可憐フジバカマ鉄紺 4万7300円(仕立て代込み)、桐生八寸名古屋帯 星に願いを 濃紺色 7万7000円(仕立て代込み)、帯揚げ(薄墨×青藤)1万1000円、帯留め(きものやまと×HARIO帯留め)1万1000円、三分紐(水色×憲法茶)8800円、レース半衿(スカラップ 白鼠)6600円、草履(リング草履 茶)2万7500円。

岡田さん(左)
やまと可憐雪華紋絹鼠 4万7300円(仕立て代込み)、帯揚げ(銀ちらし帯揚げ 三色染め分け 芥子×鼠×淡藤)1万7600円、草履(フォーマル草履 花唐草 桜色)2万4200円。※袋帯、帯締め、帯留めはいずれも岡田さん私物
【第1回】これからの民藝 洗えるきもの やまと可憐 1を読む

「やまと可憐」のものづくりの裏側に迫るムービーを特設ページで公開中。 全国の「きものやまと」では、『七緒』掲載記念として、
「やまと可憐」のラインナップを増やして皆さまのお越しをお待ちしております。

また、2024年12月7日(土)からは、コーディネートの幅が広がる
「冬のご褒美アクセサリーフェア」も同時開催中です。

「きものやまと」では、きっかけや覚悟、はじめの一歩や挑戦と、 どんな場面にも寄り添う着物との出会いをお手伝いさせていただきます。

「きものやまと」お客様サポートセンター
☎0120-18-8880
https://www.kimono-yamato.co.jp/

文=佐々木香織 撮影=馬場晶子 ヘアメイク=薬真寺 香

※価格は消費税を含む総額となります。