【vol.55】「羽織」だけ百貨店

_{ポリエステル・プレタ羽織}

羽織はアウターだと考えれば、ポリエステル素材は魅力的。淡い色にもトライしやすく、人混みや突然の雨などでも、神経質にならずに出かけられる。保管やお手入れもらくだし、共布の羽織り紐付きのプレタなので、買ったその日から着られるのもうれしい。オールマイティーに着まわしたいなら、江戸小紋柄や色無地がお薦め。

_{小紋で仕立てる}

気軽な小紋の反物を探して、〝羽織のお仕立て〞にトライするのも手。呉服店はもちろん、多少手間はかかるが、オンラインショップで掘り出し物を見つけ、ネットでお仕立てするのも楽しい。「着物にするには少し大胆かな？」と思う色柄も、羽織に仕立てるとしっくりと収まるもの。シックな着物が多いという人は、羽織を主役にした着こなしも、ぜひ。