花見月(さくらもち)和菓子暦 第十一回

花見月(さくらもち)

材料

水 120ml 砂糖 10g 道明寺 75g こしあん玉 15g×8個 桜の葉の塩漬け 8枚 桜の花の塩づけ 8個

準備

◎桜の葉の塩漬け、桜の花の塩漬けは水にさらし、水気を切っておく。
◎こしあんは1個15gに丸めておく。

つくり方

  1. 1

    ホウロウのボウル、または鍋に水と砂糖を入れ、木べらで混ぜながら中火にかける。砂糖が溶けたら火から下ろし、粗熱を取る。

  2. 2

    ぬるま湯程度に冷めたら道明寺を加え木べらで混ぜあわせる(写真A)。

  3. 3

    ラップをし、そのまま15分ほどおく(写真B)。

  4. 4

    3.をかたく絞った布巾で包み、蒸気の上がった蒸し器に入れて15分蒸す(写真C)。

  5. 5

    生地を布巾ごと取出し、布巾を使って軽くこね合わせ、生地をまとめる。生地が熱いのでボウルに水を張って、手を冷やしながら作業すること(写真D)。

  6. 6

    布巾の上で生地を8等分し、こしあん玉を包む(写真E)。

  7. 7

    桜の葉で巻き、桜の花の塩漬けをのせる(写真F)。

  • 写真A
    写真A
  • 写真B
    写真B
  • 写真C
    写真C
  • 写真D
    写真D
  • 写真E
    写真E
  • 写真6
    写真6

教える人:わたなべまり

札幌市生まれ。大阪あべの辻製菓専門学校卒業後、札幌の和菓子店で修業。2008年ニセコに移住、「松風」にて定期的に和菓子教室を開催。仕事の 相棒でもある渡辺洋一氏の写真集『BROAD LEAF SNOW TREE』(マッチアンドカンパニー刊)が、2012年11月に発刊。ニセコの冬の森の美しさにただただ圧倒される。


撮影・渡辺洋一