材料(12㎝×8㎝×4.5㎝の流し缶1台分)
こしあん 250g 片栗粉 4g 薄力粉 20g 上白糖 20g 水 60ml~(水の量はこしあんの固さによって変わる) 栗の甘露煮 6粒
【艶出し用寒天の材料】(塗る直前につくる)
水 75ml
粉寒天 1.5g
砂糖 90g
※鍋に水を入れ、粉寒天をふり入れる。木べらで混ぜながら中火にかけ、寒天を煮溶かす。砂糖を加え、再び沸騰させ、軽く煮詰める(写真A)。
準備
◎ 蒸し器は水を入れて火にかけ、すぐ蒸せるようにしておく。
◎ 蒸し器の蓋には乾いた布巾をかけておく(水滴が落ちるのを防ぐため)。
◎ 流し缶には、クッキングペーパーを敷いておく。
つくり方
- 1
ボウルにこしあんを入れ、ふるった片栗粉、薄力粉を加えゴムベラでよく混ぜる。
- 2
上白糖を加えさらに混ぜ、水を少しずつ注ぎ入れて生地の固さを調整する。ゴムベラですくうと、トロトロと流れ、生地の跡がゆっくりと消えるくらいの固さが目安(写真B)。
- 3
準備した型に生地を流し、生地の表面にクッキングペーパーをのせて強火で50分蒸す(写真C)。
- 4
蒸し上がったら、表面のクッキングペーパーを取り、熱いうちに水気を切った栗の甘露煮6粒を生地に押し込むように並べる(写真D)。表面にぴたっとラップをかぶせ、室温で冷ます(写真E)
- 5
冷めたら型から取り出す。艶出し用の寒天を、表面にハケで塗る。
- 6
寒天が固まったら6等分に切り分ける。
教える人:わたなべまり
札幌市生まれ。大阪あべの辻製菓専門学校卒業後、札幌の和菓子店で修業。2008年ニセコに移住、「松風」にて定期的に和菓子教室を開催。仕事の 相棒でもある渡辺洋一氏の写真集『BROAD LEAF SNOW TREE』(マッチアンドカンパニー刊)が、2012年11月に発刊。ニセコの冬の森の美しさにただただ圧倒される。