材料(12×8×4.5cmの流し缶1台分)
さつま芋 (皮付き) 中2本(約350g、 正味250g) 粉寒天 3g 砂糖 50g 薄力粉 50g 白玉粉 20g シナモン 小さじ1 サラダ油 適量
つくり方
- 1
ベースとなる芋ようかんをつくる。さつま芋は皮をむき、たっぷりの水とともに鍋に入れ、やわらかくゆでる。 ザルに上げ水気を切り、熱いうちに鍋にもどしてすりこぎでつぶす。
- 2
別の鍋に水120mlを入れ、粉寒天をふり入れて中火にかける。木べらで混ぜながら粉寒天を煮溶かし、沸騰したら砂糖を加えてよく混ぜる。
- 3
2.に1.を加えて中火で練り上げる。
- 4
流し缶に入れ、ぴたっとラップをして表面を平らにする。熱いのでやけどに注意。粗熱が取れたら冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める。
- 5
衣をつくる。ボウルに薄力粉、白玉粉、シナモンを入れ、泡だて器でよく混ぜる。水120mlを少しずつ加えながらダマにならないように混ぜ、漉し器で漉す。
- 6
4.を8等分に切り分ける。
- 7
170℃に予熱したホットプレートに薄く油をひき、6.の1面に5.をつけ、ホットプレートに押し付けるようにして焼く。一面が焼けたら金ベラではがし、別の面に5.をつけて焼く。全面を焼き、クッキングペーパーにとって冷ます。
つくり方備考
※焼くとき、手に薄くサラダ油を塗ると生地が手にくっつかない。
※熱いので火傷には十分、注意のこと。
※サツマイモをかぼちゃに変えると、かぼちゃきんつばになります。
教える人:わたなべまり
札幌市生まれ。大阪あべの辻製菓専門学校卒業後、札幌の和菓子店で修業。2008年ニセコに移住、「松風」にて定期的に和菓子教室を開催。仕事の 相棒でもある渡辺洋一氏の写真集『BROAD LEAF SNOW TREE』(マッチアンドカンパニー刊)が、2012年11月に発刊。ニセコの冬の森の美しさにただただ圧倒される。
撮影・渡辺洋一