材料(15×13.5×高さ4.5cmの流し缶1台分/約40切れ分)
水 200ml 粉寒天 2g 砂糖 360g フォンダン 10g くるみ(140度のオーブンで14分ローストしたもの) 40g
※フォンダンとは、砂糖と水を火にかけ煮詰め、冷まして撹拌し、白いクリーム状になるまで練ったもの。水飴を加えることもある。製菓材料店で購入できる。
つくり方
- 1
大きめの鍋に水と粉寒天を入れて中火にかけ、木べらで混ぜながら沸騰させる。
- 2
寒天が完全に溶けたら砂糖を加え、中火のまま、ゆっくり混ぜながら煮詰める。
- 3
木べらですくい、たらしたときに細く15cmほど伸びるくらいが目安(写真1)。水をはったボウルに鍋底をつけ、すりこぎ棒で混ぜながら粗熱を取る。
- 4
湯気が収まったら、フォンダンを小さくちぎりながら加え、寒天液が乳白色になるまですりこぎ棒でよくすり混ぜる。フォンダンが固い場合は、手でよく揉みやわらかくしてから加える(写真2)。
- 5
くるみを加えゴムべらでさっと混ぜ、型に流し常温で3時間ほどおく。
- 6
表面が乾き固まったら型から抜き、まず13.5cmの辺を半分に切る。さらにそれぞれを7mm厚さに切り分け、網にのせひと晩乾燥させる(写真3)。
その他・備考
※白樺は、紙箱など通気性のよいものに入れ、風通しの良い常温で保存すること。賞味期限は1週間が目安。
教える人:わたなべまり
札幌市生まれ。大阪あべの辻製菓専門学校卒業後、札幌の和菓子店で修業。2008年ニセコに移住、「松風」にて定期的に和菓子教室を開催。仕事の 相棒でもある渡辺洋一氏の写真集『BROAD LEAF SNOW TREE』(マッチアンドカンパニー刊)が、2012年11月に発刊。ニセコの冬の森の美しさにただただ圧倒される。
撮影・渡辺洋一