ふきのとう味噌

ふきのとうを生のまま刻んで炒めて調味料と合わせるだけ。

こんなに簡単にふきのとう味噌がつくれるなんて!

白いご飯のお供にはもちろん、焼きおにぎりや田楽、

ふろふき大根に添えたり、厚揚げ焼きのトッピングに、

魚に塗って焼いてもおいしい。

材料((つくりやすい分量))

ふきのとう……7~8個(約70g)
A味噌(麦味噌など中甘口味噌)……80g、砂糖……大さじ1、酒……100?、しょうゆ……小さじ1/2
油……大さじ2
くるみ……5~6粒

つくり方

  1. 1

    ボウルにAの材料を合わせ、よく混ぜる。

  2. 2

    ふきのとうは根元の固い部分を切り落とす。表面が茶色くなって汚れている部分は取り除き、みじん切りにする(a)。細かく切るほど、なめらかな味噌に仕上がるので、細かさはお好みで。

  3. 3

    フライパンに油を熱し、ふきのとうを中火でさっと炒める(b)。

  4. 4

    3に1を加え、木べらで全体を混ぜながら、ぽったりするまで炒める(c)。味をみて、お好みで砂糖(分量外)を加えてもよい。

  5. 5

    ボウルなどにあけ、粗熱が取れたら、手で砕いたくるみを加える。

    *冷蔵庫で1週間ほど保存可能。

  • a まず半分にしてから縦に薄切りにし、90度回して端から細かく刻むとやりやすい。
  • b ふきのとうは油を吸いやすいので、さっとひと炒めしたら、すぐ調味料を加える。
  • c 木べらで鍋底をすーっとなぞって、筋が残るくらいがちょうどいい固さ。

教える人:前沢リカさん

ふきのとう味噌

旬の野菜と乾物を主役にした和食料理の店「七草」店主。東京・下北沢に店をオープンして今年で11年。和食の基本は押さえつつ、西洋のエッセンスも採り入れたアプローチに定評がある。http://nana-kusa.net/


文、構成=和田紀子
撮影=神林環
着付け=木村智華子(シックスセンス)