新鮮なたけのこが手に入ったら、出来るだけ早く下ゆでを。
時間が経つとえぐみが出てしまうので、注意。
あく抜きをしっかりとしてから料理に使おう。
材料
たけのこ、米ぬか、唐辛子
つくり方
- 1
たけのこの根元の皮だけ1~2枚むく。竹皮には風味があり、ゆでることでたけのこに風味を移したいので、他の皮はむかない。(写真1)
- 2
根元の固い部分を切り落とす。(写真2)
- 3
穂先を斜めに切り落とす。(写真3)
- 4
火の通りをよくするために、縦に1/3~1/2程度の切り込みを入れる。(写真4)
- 5
大きめの鍋に水をたっぷりと入れ、米ぬかを2~3つかみと唐辛子を1本加える。ぬかと水が分離しないように、泡立て器でしっかりと混ぜる。(写真5)
- 6
たけのこを5に入れ落としぶたをし、水からゆでる。沸騰したら弱火にし、たけのこが小さければ20~30分、大きければ1時間と大きさに応じてゆでる。(写真6)
- 7
ゆでたたけのこの根元に竹串をさし、すっと通るようになったら火を止め、そのまま数時間自然に冷めるまで待つ。(写真7)
その他・備考
保存の仕方
使い切れない場合は、皮を丁寧にむいて水分を拭き、厚手のキッチンペーパーに包みジッパー付き密閉袋に入れて冷蔵庫で保存する。2~3日は保存可能。水に漬けて保存するのは、水っぽくなるのでやめたほうがいい。
教える人:植松良枝
料理家。ジャンルにこだわらず季節感あふれる料理を提案している。旬の野菜を味わうために神奈川県伊勢原市ではじめた菜園は10年目。『ル・クルーゼでおいしいムダなしレシピ』(家の光協会)、『とれたて野菜レシピ―菜園発、おいしい120品』(NHK出版) HPはhttp://uemassa.com/
構成、文・髙橋 紡
撮影・新居明子
着つけ・森 由香利