甘味と酸味の絶妙なバランス
材料(容量200mlの瓶1個分)
トマト 300g、しょうが(絞り汁) 大さじ1、グラニュー糖 90g
※トマトは糖度の高いものを使用。
※グラニュー糖の量は、トマトの重さの30%。
つくり方
- 1
しょうがはすりおろし、絞り汁を準備しておく。(写真A)
- 2
トマトの湯むきをする。トマトは表面に十字の切り目を入れる。鍋に湯を沸かし、トマトを沈める。表面の皮がペロッとむけてきたら取り出し、1㎝の角切りに切る。種ごとで構わない。(写真B)
- 3
以降のつくり方は、基本のいちごジャムと同じ。2.のレモン汁を入れるタイミングでしょうが汁を入れる。
その他・備考
◎ ポークソテーに添えて
豚ロース肉(ソテー用)に塩、胡椒をし、熱したフライパンにサラダ油を引いて焼く。出来上がりにジャムを適量添え、付けながら食べる。見た目は普通のトマトソース。けれど、食べると甘味と酸味の絶妙なバランスに、思わず、おおっと唸ること間違いなし。しょうがの香味もアクセント。(備考A)
◎ ドレッシングにする
しょうが風味のトマトジャム大さじ3に、酢大さじ2、オリーブオイル大さじ3、塩少々を加えてよく混ぜる。緑の葉っぱだけの、なんてことないサラダが、ドレッシングひとつでぐんとおしゃれな印象に。この、ちょっとした甘さがクセになるのだ。(備考B)
教える人:桑原奈津子 料理研究家
料理研究家の桑原奈津子さん。著書に『やさいお菓子・くだものお菓子』(マーブルトロン、中央公論新社)、『あまいびんの本』(文化出版局)など。桑原さんは、お菓子をイベントなどで出張販売することもある。今後のイベントの予定などはHPへ。HPは http://www.qullo.com/
文 鹿野真砂美
撮影 牧田健太郎
着付け 木村智華子(シックスセンス)