おこわと聞くと難しそうだけれど、もち米にうるち米を混ぜるやり方なら、炊き方も普通のご飯と変わらず簡単。適度にもっちりと仕上がるので、おにぎりやお弁当など冷めた状態で食べるときお薦め。秋の行楽に、大活躍しそう。
材料(4人分)
栗12個、もち米11/2合、米1/2合、酒大さじ1と1/2、塩適宜
つくり方
- 1
栗ご飯と同様に前日までに、アク抜きをしておく。
- 2
つくり方は、栗ご飯と同じ。米はもち米だけでも、もちろん、おいしくできるが、普通の米(うるち米)を合わせることで硬くならずにふっくら、もっちりと炊き上がる。
教える人:河合真理
たすきがけ姿もキリリと素敵な河合真理さん。さまざまな文様を組み合わせた藍(あい)の江戸小紋は、お祖母様である料理研究家の故 阿部なをさんから受け継いだもの。近著に『おいしい手づくり手帖―ていねいに暮らす』(家の光協会刊)など、著書も多数。
文 鹿野真砂美
撮影 馬場敬子