JT賞心の豊かさを、もっと。

テーマ:心の豊かさを、もっと。

2025優秀賞

画題「木の枝運び」
町田 平(42歳)
埼玉県蓮田市 会社員


5月、帰省先の山形県のとある川沿いで息子と散歩中、石橋に生えたきれいなコケに見とれていた私の横で、息子が枝や石、草などを集めて遊び始めました。川には雑草が生い茂って生き物のすみかとなり、美しく、多様な生物を育んでくれます。豊かな自然環境は人間社会の中では数値化しづらく、評価されにくいものですが、未来に残す価値があることを伝えられたらと思います。

2025佳作

画題「春の宴」
大久保辰朗(76歳)
東京都品川区 無職

2025佳作

画題「今年も宜しくね!」
五十嵐信一(81歳)
秋田県横手市 無職

2025次点(五十音順)

「二人の特等席」齋藤ますみ(53)北海道室蘭市
「晴れのどんど焼き」富所 上(74)新潟県南魚沼市
「ふたりの内緒話」能澤穂奈美(29)神奈川県三浦市
「大空と大地の中で」平澤勇斗(38)北海道上川郡
「Eye to Eye」廣瀬元也(51)兵庫県西宮市

企業コメント

JTグループでは、経営の重要課題の一つに「環境活動」を位置付けています。2022年には、30年までのカーボンニュートラル、50年までのバリューチェーン全体でのネットゼロを掲げるなど各目標を上方修正。その実現に向けて省エネ施策と再生可能エネルギーの導入拡大を加速しています。また、「JTグループ環境計画2030」の下、再生可能エネルギーの利用促進、GHG排出量削減、森林資源の循環、廃棄物削減に注力しています。

楽しそうに木の枝を運ぶ男の子の目には、ワクワク・キラキラする何かが映っているのだろうなと想像力をかき立てられました。この写真で表現されているような豊かな環境の中で、きっと心の豊かさも育まれていくのだろうと思います。このような環境がこの先もずっと守られていくといいなという想いも込めて、「木の枝運び」を優秀賞として選出させていただきました。

日本たばこ産業株式会社

審査員評

優秀賞の木の枝を持った子供の様子から伝わってくるのは、あふれるほどの好奇心。自然が、豊かな心の成長につながることがとてもよく分かります。「春の宴」は桜の下で高齢者が楽しむ姿に、また「今年も宜しくね!」は人間と馬が心通わせる情景に、「豊かさ」を感じました。