2025優秀賞
画題「青に包まれて」
松政亜美(35歳)
大阪府高槻市 理学療法士
2024年7月、沖縄・竹富島で撮影した1枚です。竹富島は沖縄の伝統的な町並みが残っている 場所で、赤瓦屋根の家とサンゴの石垣、白砂の道など、美しい風景が印象的でした。そして、どこまでもきれいな青い空と透き通る海。この子たちが大きくなってもこの景色を守っていってほしいと心から願っています。
2025佳作
画題「太陽を運ぶ」
小宮千原(66歳)
三重県津市 会社パート
2025佳作
画題「暮色」
坂井 誠(74歳)
長崎県佐世保市 自営業
2025次点(五十音順)
「アラビア海 南インド朝の営み」石田佐地子(61)東京都江戸川区
「月下の下で」小野貴博(51)北海道河東郡
「海牧場」芝﨑静雄(75)愛媛県松山市
「潮流迫る美しき海」津曲尚史(46)熊本県人吉市
企業コメント
当社は「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」において、風力活用をGHG排出量削減の重要なアクションに設定。風力エネルギーを船舶の推進力に変える伸縮可能な帆「ウインドチャレンジャー」を開発し、2022年に当社保有・運航貨物船に初搭載、24年に2隻目が竣工しました。ウインドチャレンジャー搭載船を30年までに25隻、35年までに80隻にする目標を掲げ、量産化および風力利用に特化した次世代船型開発を目指します。
優秀賞の「青に包まれて」は、澄み渡る海と空だけのシンプルな背景に、遠くを見ている子供たちの後ろ姿が印象的な写真です。3人の子供たちと青い海、どちらの未来も健やかで美しくあり続けてほしいと心から切に願うとともに、海運会社として「このきれいな景色をこれからも守り続けていかなければならない」と、環境保全活動に対して強く思わせてくれる作品です。
審査員評
サンゴ礁の海にたたずみ、青い空間に包まれ、遠く世界への夢をはせているかのような子供たちの情景が素晴らしい優秀賞。佳作には、大型の貨物船を太陽とダイナミックに、また夕日に染まる海を航行する小船を、いずれも赤を基調にして詩的に捉え、「海は、ひとつ」をうたい上げた写真。