王子グループは、63.5万haに及ぶ「王子の森」を国内外に保有。「木を使うものは木を植える義務がある。」という考えの下、森林資源を育て、使い、また育てることを繰り返しながら、領域にとらわれず幅広く事業を展開しています。150年超の長い歴史の中で培った森づくりや紙づくりの技術・設備を最大限活用し、近年はバイオマスプラスチックや医薬品、セルロースナノファイバーなど、木質由来の新素材開発にも尽力しています。
青森県の蔦沼で撮影された優秀賞「青い森白い鳥」は、青と白の美しいコントラストがまず目を引きます。色使い、アングル、構図、タイミングがいずれも審査において非常に高い評価を得ました。森と生物の調和が幻想的に表現され、その場の静けさも感じられる本作品は、見る人に強い印象を残します。当社のテーマである森の豊かな魅力を見事に表現しており、優秀賞として選出しました。
青い森と、その中にたたずむ白いサギ。「森と仲間たち」というテーマを独特なイメージで表現した作品が優秀賞となりました。佳作は、森で暮らすフクロウとエゾリスが言葉を交わしているような「邂逅〜鎮守の森の物語」、鳥居の周りをホタルが飛び交う情景から命の尊さを感じる「森の躍動」です。