JT賞共存

テーマ:共存

2024優秀賞

画題「あうん」
佐藤 章(50歳)
北海道釧路市 会社経営


先天的にメラニン色素が過剰に生成された結果、全身または一部の体の色が暗くなる現象をメラニズムといいます。「阿吽あうんの像」のように向き合う2匹のキツネは同じキタキツネの両親から生まれたきょうだいで、とても仲良し。互いの色の違いなど、きっとどうでもよいと思っているのでしょう。そんな野生動物の姿を通して「共存」の大切さを伝えることができればと思います。

2024佳作

画題「鹿さんとさんぽ」
岡本智子(54歳)
京都府木津川市 会社員

2024佳作

画題「異種共存」
松本尚大(20歳)
神奈川県川崎市 専門学生

2024次点(五十音順)

「一緒、だよ」安部明子(58) 山形県山形市
「未知との遭遇」小林 誠(32) 北海道札幌市
「自然界の共存」鈴木智博(60) 北海道旭川市
「くつろぎ」高橋隆久(72) 鹿児島県熊毛郡
「ヤギとゆんたく」仲宗根ひかる(32) 沖縄県那覇市

企業コメント

JTグループでは、環境活動を経営の重要課題の一つに位置付けています。「JTグループ環境計画2030」の下、再生可能エネルギーの利用推進、GHG排出量削減、水使用量削減、森林資源の循環、廃棄物削減に注力。2022年には、30年までのカーボンニュートラル、50年までのバリューチェーン全体でのネットゼロを掲げるなど各目標を上方修正し、その実現に向け省エネ施策と再生可能エネルギーの導入拡大を加速させています。

色が違うキタキツネが仲良く「共存」している様子を捉えた優秀賞の「あうん」。タイトルの通り、この2匹のキツネには「あうん」の呼吸を感じます。この作品のように、人間の社会も色や形といったそれぞれの違いを受け入れ、お互いを尊重し合えるようになっていってほしい。そんな願いも込めて、この作品を当社テーマの優秀賞に選出しました。

日本たばこ産業株式会社

審査員評

優秀賞のキツネのきょうだいは、お互いの違いを全く意識していない様子。「人間界もこんな社会に」という撮影者の願いが感じられます。車いすの方と鹿が交流する「鹿さんとさんぽ」、牛が子猫のお世話をする「異種共存」の佳作2点もテーマへのまなざしが感じられます。