日本生命賞たくましく生きる力

テーマ:たくましく生きる力

2024優秀賞

画題「宝の玉発見」
坂上孝雄(54歳)
埼玉県比企郡 自営業


2010年から「オレンジ色」に特化した撮影活動「オレンジの世界」を続けています。ある年の8月、少し溶けたオレンジ色のあめ玉をアリたちがどうにか運ぼうとする姿が印象的でした。近年の暑さは、外に出ること自体が危険なほどです。生き物にとって厳しい環境になっていく今後、このアリたちのように、分け合って生きていくことが大切だと感じます。

2024佳作

画題「冬に向かって」
土屋幸子(51歳)
北海道紋別郡 保育士

2024佳作

画題「おかあさーん どこ?」
田中 香(65歳)
北海道札幌市 会社役員

2024次点(五十音順)

「自然が作った神秘の造形」遠藤幸子(54) 埼玉県朝霞市
「親子猿の飛翔」久保田 稔(70) 長野県上田市
「小さな生命」増田俊次(72) 福岡県春日市
「未来の力」松浦嘉人(71) 静岡県浜松市
「畦造り」望月政男(73) 石川県輪島市

企業コメント

当社は「気候変動問題」「プラスチック問題」「生物多様性保全」の三つに重点的に取り組んでいます。事業領域では、社用車のEV化、グリーン電力の導入、木造拠点の拡大などにより、CO2排出量を削減。また、投融資の観点では、グリーンファイナンスなどを通じて投資先企業の脱炭素化も後押し。さらに、プラスチックの削減に向け紙製ファイルの利用を促進するほか、ネイチャーポジティブに向けた各種取り組みを推進しています。

命の源である「宝の玉」をみんなで助け合いながら運ぶアリたちの姿を写し出した優秀賞「宝の玉発見」。貴重な食料を自分だけのものにするのではなく、仲間の元へと運んでいく様子は感動的でもあり、生命保険事業の相互扶助の精神に通じるものがあります。また小さなアリが自分より何倍も大きなものを動かそうと仲間と一緒に挑戦する姿勢には、たくましく生きる力を感じました。

日本生命保険相互会社

審査員評

自分より何十倍も大きい「宝の玉」を巣まで持ち帰ろうとするアリたちを写した優秀賞は「たくましく生きる力」そのものです。口いっぱいに草をくわえた「冬に向かって」のウサギ、固まって行進する「おかあさーん どこ?」のひな鳥たちからも、たくましさを感じました。