伊藤忠商事賞地球のめぐみ

テーマ:地球のめぐみ

2024優秀賞

画題「飛び跳ねる」
辰巳敬造(60歳)
滋賀県彦根市 無職


毎年多くの鮎が遡上そじょうし、さまざまな魚が生息する滋賀県長浜市の姉川。その魚を狙って白鷺や川なども飛来します。日暮れ間近に川面がピンクに染まり、飛び跳ねる魚たちに生命の躍動を感じてシャッターを切りました。川鵜の大量発生や外来魚の繁殖などで生態系への悪影響が心配されますが、いつまでも生命が満ちあふれる豊かな生態系が続くことを祈るばかりです。

2024佳作

画題「大寒の雪さらし」
大久保辰朗(75歳)
東京都品川区 無職

2024佳作

画題「モモちゃん達の晩餐」
高橋大樹(年齢非公表)
北海道札幌市 会社員

企業コメント

伊藤忠商事は、中期経営計画の基本方針の一つに「『SDGs』への貢献・取組強化」を掲げ、業界に先駆けて脱炭素社会の実現を目指しています。「脱炭素社会を見据えた事業拡大」「循環型ビジネスの主導的展開」「バリューチェーン強靱化きょうじんかによる持続的成長」という三つの方向性それぞれの具体的な取り組みを加速。全てのステークホルダーに貢献する「三方よし資本主義」により、本業を通じたSDGsの達成に注力していきます。

優秀賞の「飛び跳ねる」は、画題のとおり遡上する魚たちが勢いよく飛び跳ねる様子を躍動感いっぱいに捉えた作品。一生懸命泳ぐその姿はかわいらしく、また撮影地である姉川の生態系が豊かであることを感じさせてくれます。このような自然がいつまでも続くことへの撮影者の願いが感じられるとともに、当社テーマの「地球のめぐみ」が巧みに表現されている作品です。

伊藤忠商事株式会社

審査員評

水量豊かな姉川を遡上する小魚の群れと、空中に飛び跳ねる魚たちを写した優秀賞。実にダイナミックに「地球のめぐみ」をうたい上げました。佳作は、地域の風習を美しいコントラストで切り取った「大寒の雪さらし」、小動物のかわいらしさが際立つ「モモちゃん達の晩餐」に決まりました。