旭硝子財団は、地球環境の修復を願って、地球サミットが開催された1992年に「ブループラネット賞」を創設。以来、地球環境問題の解決に向けて著しい貢献をした個人またはグループを毎年2件ずつ顕彰しています。同時に、世界の環境分野の有識者にアンケート調査を始め、その結果と「環境危機時計」の時刻を29年間継続して発表しています。新たに2020年から「日本人の環境危機意識調査」もスタート。これからも人類の真の豊かさを実現するために活動を続けていきます。
優秀賞「友達」は、二人の子どもの表情に目が奪われますが、よく見ると小さなカエルと遊んでいるところでした。手のひらについた泥や落ち葉から察するに、たった今捕まえたばかりなのかもしれません。子どもの頃に多くの人が味わったであろう小動物を捕まえたときのワクワク感が、写真から伝わってくるようでした。
好奇心あふれる子どもの様子をとらえた優秀賞はテーマに合った良作です。「春に触れて」からはピンクと黄色の花の色の取り合わせに春の訪れを感じ、「達成感!開放感!至福の時!」からは大パノラマを独り占めにしている幸福感が伝わってきます。