2018優秀賞
画題「灯籠流しの宵」
富井保光(65歳)
無職 長野県長野市
毎年お盆の8月15日に長野市信州新町の犀川で行われる「灯籠流し」。色とりどりの灯籠には、地元の人たちの願い事が書かれています。夏の宵に浮かび上がる灯籠は美しく、幻想的です。環境汚染が問題視される昨今、いつまでも清らかな川で夏の風物詩が継承されていくことを願いながら撮影しました。
2018佳作
画題「平和への祈り」
伊藤憲男(66歳)
無職 愛知県丹羽郡
2018佳作
画題「夏の夕暮れ」
横須賀 洋(63歳)
会社員 埼玉県久喜市
2018次点(五十音順)
「ボクたちとラワンブキ」石田めぐみ(36歳)北海道北広島市
「おもてなし」加藤克己(70歳)福岡県久留米市
「3.11 繋ぐ今」門林泰志郎(67歳)福島県いわき市
「生きる」竹端正伸(29歳)岡山県岡山市
「梅雨時の虫送り」柳瀬 真(47歳)新潟県新潟市
企業コメント
当社は、太陽光・風力・バイオマス・小水力・地熱などの発電設備にさまざまなファイナンススキームを提供することで、再生可能エネルギーの普及をサポート。また、空調・コージェネシステム・照明などの省エネ設備や自家消費向け発電設備への投資スキームを提案することで、社会の省エネルギー化を支援。この他、水素ステーションなど水素関連設備のリースにも業界に先駆けて取り組んでおり、低炭素な水素社会の実現に貢献しています。
優秀賞では、宵闇の中に色艶やかなたくさんの灯籠と青く美しい水面が写し出され、川面に浮かべる人々と緩やかに流れる灯籠に、先祖への祈り、さらにこの行事と自然の美しさがこれからも続いてほしいという作者の思いが伝わってきます。佳作には、どこか懐かしく心癒やされる「平和への祈り」と、自然への讃歌が伝わってくる「夏の夕暮れ」を選びました。
審査員評
河原に並ぶ灯籠を俯瞰で撮るという新しいアプローチが光る優秀賞、棚田での伝統行事をとらえた「平和への祈り」、一つ一つのシルエットにそれぞれの心があると感じる「夏の夕暮れ」と、いずれも作者の思いが伝わる素晴らしい作品でした。