JR東日本は、2017年3月末までに全車両の96.2%に当たる1万1934両を省エネルギー車両に切り替えました。一部の路線では「蓄電池駆動電車システム」を導入した車両や、「ディーゼルハイブリッド鉄道車両」が営業を開始し、排気ガスの解消やCO2・騒音の低減を実現。その他、太陽光や風力、地熱、バイオマスなどの自然エネルギーの導入を推進。駅に環境保全技術を導入する「エコステ」モデル駅の整備も進めています。
熊野参詣道小辺路の中腹にある果無集落を写した優秀賞。かつての風情を残しつつも、軒下の傘や箒からは今も人々の生活が続いていることがうかがえ、まさに次世代に残したい風景です。豪雪地帯の子どもたちの笑顔が印象的な「春の雪出し野菜」と、貨物列車の青が川の風景に映える「桃太郎と釣人」の佳作2 点も“自然との調和”にふさわしい秀作です。
昔ながらの参詣道の様子に人間の息づかいが感じられる優秀賞は、歴史の重みも感じさせます。佳作には日本の伝統的な知恵の実践をしっかり描いた「春の雪出し野菜」、鮎を釣る人と貨物列車を写した「桃太郎と釣人」が入選しました。