JTグループでは、持続可能な事業活動の実現のためにも自然と人の共存は重要であると考えており、地球環境への取り組みを経営の重要課題の一つと位置付けています。事業活動を行うすべての国と地域で環境との調和を掲げ、「JTグループ環境長期計画」では、温室効果ガスの排出削減による地球温暖化防止、水資源保全、生物多様性保全、資源循環を4つを重点分野として、2020年に向けた取り組みを進めています。
優秀賞は、スリランカのピンナワラにある象の孤児院の象たちが、水浴びにいく場面を収めた一枚です。観光客が落とすお金が保護資金になりますが、そもそも人工物によって怪我をした象もいるため、共存というテーマを深く考えさせられます。佳作には、いずれも人間と動物が関わり合う様子を切り取った「子鹿物語」「触れ合い」という2 作品を選出しました。
生活空間の中の象の行進という驚きある光景をしっかりとらえた優秀賞、鹿と人物のふれあい、夕日、右側で座る人物を優れた構図で押さえた「子鹿物語」、日常の中でのカモメとの出会いを描いた「触れ合い」と、力作が集まりました。