2018優秀賞
画題「小さな魔女」
安井健二郎(67歳)
自営業 香川県高松市
高松空港の開港で周囲の山の緑が減少した一方、多くの公園や広場などが設置されました。その中の一つの「さぬきこどもの国」には、奇抜な遊具や建物が多数。作品は、地球を模したタイル張りの設備で遊ぶ子どもたちを写したものです。天気が良いと、この場所から高鉢山に沈む美しい夕日を望むこともできます。
2018佳作
画題「はやくとどけよう ひなに」
大池鐘善(74歳)
無職 兵庫県芦屋市
2018佳作
画題「桜島爆発」
渡邉サダ子(83歳)
主婦 山口県山口市
2018次点(五十音順)
「射手落馬」佐藤幸雄(53歳)福島県郡山市
「悪戯」長 吉秀(68歳)福岡県福岡市
「小さな旅!」中家英夫(68歳)和歌山県田辺市
「幸運を呼ぶ」林 良子(62歳)山口県宇部市
「メルヘンの森」前田賢一(61歳)北海道天塩郡
企業コメント
キタムラグループでは、美しい自然をテーマにした写真コンテストを独自に開催するなど、さまざまな環境活動を推進しています。店内の写真現像機(ミニラボ)から出る廃液の安全な処理や、フィルムケース・使用済み電池・インクカートリッジの適正回収もその一環。また、事業活動におけるCO2排出量の削減にも取り組んでいるほか、「日本野鳥の会」の活動も賛助しています。
優秀賞の「小さな魔女」は、超広角レンズの特性や高速シャッターという“写真の力”を駆使し、誰もが「わあ、すごい!」と感動できる世界を創り上げています。面白い場所を発見し、逆光で狙ったことが成功のポイントです。魚を捕食して飛行するアオサギを見事なテクニックでとらえた「はやくとどけよう ひなに」、飛び散る火山弾の動感を写し止めた「桜島爆発」という佳作2点も、“写真の力”が最大限発揮された秀作です。
審査員評
魚眼レンズの特性を上手に生かした優秀賞は、長く伸びた影の様子なども絶妙です。獲物を運ぶ鳥をとらえた「はやくとどけよう ひなに」や、火花散る噴火の様子を押さえた「桜島爆発」の佳作2点も、一瞬をタイミング良く切り取っています。