社会に貢献し、人々の暮らしを豊かにする志を持ち続ける。DNPは、このような想いを「未来のあたりまえをつくる。」という言葉に込めました。「DNPグループ環境ビジョン2050」では2050年のありたい姿を掲げ、事業活動によるマイナスの影響を抑えてプラスの価値を提供し、地域生態系との調和を図ります。活動の一環として本社で育成している「市谷の杜」は、このほど第43回「緑の都市賞」※で国土交通大臣賞を受賞しました。
※公益財団法人都市緑化機構主催 (https://urbangreen.or.jp/grant/3hyosho/green-city)
優秀賞の「高原に舞う」は、高原に立つ撮影者が見上げた視界に青空と森が広がり、そこにアサギマダラというチョウが飛んできます。遠方から飛来するチョウとのことですから、羽を休めに来たのでしょうか。空・虹・木々、チョウへと目線が移ることで感じる自然の多様なスケールが印象的です。かけがえのない大自然と、そこで生きる小さな命をいとおしむ撮影者の気持ちが込められた素晴らしい作品です。
1頭のアサギマダラを仰ぎ見るようにして、周囲の空気感と共に撮られた優秀賞。ふわふわと浮かぶその姿からは安らぎも覚えます。佳作の「冬光と影」は、冬の木々と影のコンビネーションが美しい作品。「Mosaic」は、雲を少し入れたことで写真としての価値が高まりました。