当社は、風力エネルギーを船舶の推進力に変える伸縮可能な帆「ウインドチャレンジャー」を開発し、2022年に当社が保有し運航する貨物船「松風丸」に初搭載しました。「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」においても風力活用をGHG排出量削減の重要なアクションに設定。ウインドチャレンジャー搭載船を30年までに25隻、35年までに80隻にする目標を掲げ、量産化および風力利用に特化した次世代船型開発を目指しています。
優秀賞「地球岬の雲海」は、真っ白な灯台が、一つに溶け合った空と雲と海を見守っているように見えます。見ているだけで、静かな安らぎと清々しさが感じられる一枚です。海は、生きる糧のみならず、人々の心に豊かさをもたらす存在でもあります。その唯一無二の美しさを次世代につなげていくことの大切さやその責任について、改めて思い起こさせてくれるこの作品を優秀賞に選出しました。
灯台と雲海を見下ろすスケール感のある優秀賞。写真奥に半島を収めたことによって、その先に世界に通じる七つの海が感じられます。佳作の「夜明けの風景」は朝霧の中の釣り人と漁船が切り取られています。「共栄」は、海中のクラゲと海上の光のバランスが絶妙です。