環境大臣特別賞/環境フォト特別賞「1人の行い」の撮影地は、小さな島とのことです。自然の中で人は小さな存在ですが、その行いが大きなダメージにつながってしまう危険性があるというメッセージには説得力がありました。今の時代を鋭く切り取ったストレートな作品で、30年後、50年後に見返しても今の状況を鮮明に思い起こさせることでしょう。文句なしの受賞だと思います。
環境大臣特別賞/環境フォト特別賞の受賞作は、放棄されたマスクをくわえる鳥の姿を切り取ることで、人間の身勝手さを描いています。同部門の入賞作品3点は、タイトルの付け方や物事の捉え方をもう一工夫すると、よりメッセージ性が高まると思いました。