王子ホールディングスでは、「環境・社会との共生」の経営理念の下、先進的な開発を行っております。地球環境への配慮を目的とし、プラスチック包装の代替品として、紙基材にバリアコート層を付与したマルチバリア紙「SILBIOBARRIER」を開発しました。また、バイオエタノール研究で培った技術を応用して、木材成分(セルロース)を酵素で分解して生成される糖を原料とした非可食原料由来のバイオマスプラスチックの普及を目指します。
広島県の宮島に棲む鹿を撮影した優秀賞。美しい「光芒」のもと、躍動感のある鹿の姿をとらえた希少性が、当社の審査において非常に高い評価を得ました。荘厳な雰囲気の漂う自然と、そこで生きる鹿の姿は、王子ホールディングス賞テーマの「森と生きる、森と歩む」にふさわしいと考え、優秀賞に選出しました。
光芒のなか、鹿が立ち上がった瞬間をおさめた優秀賞。気温や時間帯などをしっかりと計算したからこその一枚です。森で雑草を刈る人を写した「並木道を守る」、源氏蛍の光跡とかずら橋の存在感が際立つ「かずら橋に舞う」の佳作2点も、テーマへの視点が見事でした。