グループ6

問題
中間型

校風
面倒見がいい型

入試問題は、基本問題と記述・論述問題がバランスよく出題されるので、広く受験生にチャンスがあるといえる。一方で、学校の教育方針は具体的で揺るぎないものがあり、その校風に子供が合うかどうかは非常に大きなポイントだ。もちろん学校側の面倒見のよさは徹底しているので、それを素直に受け入れられる子供には最適といえよう。


巣鴨は文武両道で厳しく教育することを打ち出した規律型の学校の象徴的存在。入学前から、たくさんの宿題が出される一方で、名物行事の「競歩大会」「寒稽古」など体力や根性を育てる男子校らしい行事もある。早稲田は約半数が早稲田大学以外の大学を受験するため、ほかの系属校より進学校的な雰囲気が強い。白百合学園は、挨拶や言葉遣い、制服の着こなしなどマナー教育がされている。学校の規模も小さいため、教師の目も行き届き、学習面での面倒見もいい。学習院女子はしつけの面で行き届いている。キャンパスは広く緑豊かで、受験勉強とは違う興味を育む教育が特徴的だ。ここのところ入試難易度が高まっている広尾学園は、朝にテストを行い、そのテストの結果で間違えた問題に基づいた課題が当日のうちに作成される。個々の子供の学力管理をきちんと行い、繰り返し型の学習を積み重ねている。

※入試傾向は年ごと・教科ごとに異なる場合がありますので、あらかじめご注意ください。校風はお子さまにより感じ方がさまざまですので、異なる感じ方をするお子さまもいらっしゃいます。

監修:サピックス小学部 広野雅明 大学通信=データ協力